まず、顧問弁護士を依頼するにあたって、どういった弁護士がこちらにとってメリットがあるのでしょうか。
それは、緊急で困ったことがあったときに迅速に、かつ正確に対応してくれることがなによりも大事なのだと思います。
では、そういった条件を満たしてくれる弁護士をどうやって探せばよいのでしょうか。
一番に注目したいのは、弁護士の実務経験です。
実務経験が豊富な弁護士は、若手弁護士にありがちな無駄に多くの時間を使って法律の説明をしたりしません。
弁護士には、弁護士登録の時期によって期が決まります。
今季は66期生となっていますので、30期~40期あたりの弁護士であれば、実務経験は20年以上のベテラン弁護士といっても過言ではありません。
日本弁護士連合会のホームページでは、弁護士名の検索で期がわかりますので、依頼をするときには参考にしてみてください。
次に注目したいのが、いくら優秀なベテラン弁護士とはいえ、体は一つしかありません。
迅速に対応してもらうためには、法人として活動をしている法律事務所がいいです。
弁護士が多く在籍している法律事務所であれば、緊急で困ったことがあった場合に、誰かしら事務所にいることが多いです。
以上の点を参考にすれば、良い顧問弁護士に出会える可能性も非常に高まるのではないでしょうか。