社労士の資格取得を目指す方が行うべき勉強法は第一に『法律の勉強に慣れること』です。
資格の性格上、常に法律と接した業務を行う為、資格試験についても、法律に関連した出題が行われます。
学生時代に法律の勉強を学んでいたり、仕事上法律とよく接しているような職業の方でもない限り、法律の条文を読み込み理解するという作業は困難を極めます。
ですので、この資格を受験する際の勉強の仕方としては、法律をしっかり読み込むということが重要になってきます。
更に重要なこととして、社労士の資格試験は平成23年度の受験者のなかで合格した物は7.2%に過ぎないということも頭の中に入れておかなくてはいけません。これには出題される8科目すべての科目で最低ラインが設定してあり、そのラインを超えていない科目が一つでもあると不合格とされてしまう特徴的かつ、厳しい合格基準も影響していると思われますが。
このように非常に難易度の高い資格試験ですので、受験者はしっかりと学習をしていませんと合格することはできないと思われます。
このように難関の資格試験ですので、独学に頼る以外にも通信教育や、予備校といった機関やサービスを利用するというのも有効な手段です。
社労士として実務を行ううえでは経営について理解しておく必要があります。
企業経営の三要素というのをご存知でしょうか。ヒト・モノ・カネです。
モノはそれこそ売るものになります。世の中で求められるサービスを考えるのは経営者の役目です。そして、お金がないと会社は運営していけません。
もちろんお金を稼ぐことも重要ですが、しっかりと管理することも重要です。経理が担当する分野になります。
そして、人です。人がいなくては会社は成り立ちません。人事の担当分野になりますが、この人の採用から退職までの労働・社会保険に関する諸問題、さらに年金の相談に応じる、人に関するエキスパートこそが社会保険労務士なのです。
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